マンチェスター・シティのMFヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのMFヤヤ・トゥーレの代理人を務めるロシア人のディミトリ・セルク氏が、マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の発言を指摘した。28日にロシア『チャンピオナト.com』が伝えている。
先日モウリーニョ監督は、「(ユナイテッドに所属するMFポール・)ポグバは世界最高のMFだ」と語り、非難されることの多い23歳の同選手が才能豊かな選手であると称賛した。また、「彼の進化ははっきりしている。だから、次のシーズンにはトップになるだろう」と述べ、ポグバの実力を信頼していることも明かしている。
しかし、セルク氏によると、モウリーニョ監督のこの発言は誤っているようだ。同氏は、「私は、“スペシャル・ワン”に心から敬意を払っているよ。彼は世界最高の監督の1人だと判断している」とモウリーニョ監督に敬意を払うも、「しかし、時間の経過につれて彼の視線の鋭さはかなり柔らかくなってしまったようだ」と述べ、同監督の鑑識眼が衰えて来ていると発言している。
「ポグバは素晴らしい選手だけど、世界最高のMFはY・トゥーレだよ。それはポグバにとっても同じはずだ」
今夏には、Y・トゥーレを冷遇したマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督を痛烈に批判し、同指揮官とY・トゥーレの亀裂をさらに広げるような状況を招いて注目を集めたセルク氏。また、先日にはミランに所属するFWルイス・アドリアーノの移籍交渉を妨げるような発言もして再び注目を集めていた。
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