チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、記者らに粋なクリスマスプレゼントをしたようだ。27日付の英紙『ザ・サン』が報じている。
今季よりチェルシーの指揮官に就任して以来、低迷していたチームを見事に立て直すことに成功したコンテ監督。昨季のこの時期には16位に低迷していたチームだが、そのチームを12連勝に導いているコンテ監督は、自信を失っていた選手たちやサポーターだけではなく、記者らの心をも鷲掴みにしたようだ。
コンテ監督は、現地時間26日に行われたプレミアリーグ第18節ボーンマス戦の前日記者会見後に、チェルシーのコバム・トレーニング・センターの近くにある「プラウ」という名のパブへ記者らを招いてビールを一杯奢ったという。
その席に招待された英『BBC』のレポーターであるジョン・サウスオール氏は、「クリスマスの前に数人の記者らが監督に飲みに誘われ、とても楽しい時間を過ごした」と当時の状況について説明すると、「彼はとても愛想が良くて感じの良い人だったし、私たちにオープンに接してくれた」と述べ、コンテ監督がもたらしたピッチ内外の変化について語った。
「チームをどのように変化させたのかが理解できるよ。選手たちは何をすべきで、何を期待されているかを正確に分かっているみたいだね。プライベートでの彼の在り方がピッチの中での在り方に反映されているんだ」
現在2位のマンチェスター・シティに7ポイント差をつけて首位に立っているチェルシーは、現地時間12月31日に行われるプレミアリーグ第19節でホームにストークシティを迎える。
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