ジョーイ・バートン【写真:Getty Images】
1月のバーンリー加入が決まっているMFジョーイ・バートンは、クラブでトレーニングを続けるようだ。バーンリーをショーン・ダイク監督のコメントを、イギリス複数メディアが伝えた。
バートンは昨シーズンいっぱいでバーンリーを去り、レンジャーズに加入した。だが、新天地ではチームメートと揉めてクラブから謹慎処分を科されると、11月に退団したあとにスコットランドサッカー協会から1試合の出場停止を命じられた。これは7月から9月にかけて44試合を対象にサッカー賭博を行ったためである。
フリーになったバートンは、古巣のバーンリーで練習を行うようになり、1月から今シーズン終了までの契約で復帰することが決まった。しかし今月23日、今度はイングランドサッカー協会(FA)が同選手の処分に動くことを発表している。2006年から16年にかけて、1260試合でサッカー賭博を行っていた疑いが浮上したためだ。
まだFAの処分は決まっていないが、バーンリーの立ち位置は変わらない模様。問題児の扱いについて問われたダイク監督は、「(練習は)もちろん続ける。練習をすることについてまで制限されるとは思わない。実際、我々との契約下にある選手ではないんだ。これはFAの案件であり、彼とFAの間の問題だ」と述べた。
バートンは1月5日までに控訴する権利がある。これを行わなかった場合、何らかの処分が科される見込みだ。
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