今冬の移籍が噂されているレアル・マドリーのMFハメス・ロドリゲスだが、その代理人が同選手の移籍を否定しているようだ。26日、スペイン紙『アス』が報じている。

　日本でのクラブワールドカップ決勝直後のインタビューで、自らの口から移籍を匂わせる発言を残し、話題を集めていたハメス。しかし、『アス』紙は、ハメスの代理人ジョルジュ・メンデス氏が同紙のインタビューにおいて「ハメスがこの1月にマドリーを去ることはないだろう」と移籍説を否定するコメントを発したことを伝えている。

　そして、同紙は、来年6月になっても状況に変化がなければハメスは移籍の道を探すことになると指摘する。さらに、ハメスにはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、バイエルンといったクラブが関心を示していると言われているが、2020年まで契約を残しているマドリーは、ハメス獲得に投じた8000万ユーロ（約97億7000万円）をペイできないようなら、急いで売却する必要はないと余裕の構えであると続けている。

　移籍市場で常にその名が挙がり続けているハメス。現状、トップチーム全24選手中20位という出場時間に甘んじているが、代理人の言葉通りに残留となるのだろうか。それとも策士メンデス氏による裏技が用意されているのだろうか。最後まで目が離せない状況が続きそうだ。

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