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「一晩中飲んでいた翌日にハットトリック」。アザールの元同僚が明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

エデン・アザール
チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】

 チェルシーのMFエデン・アザールは、前所属クラブであるフランスのリールでのラストマッチの際には、前の晩から飲んで一睡もしていなかったにもかかわらずハットトリックを達成したという。元チームメートのMFリオ・マブバが24日にフランステレビ『SFRスポーツ』で明かした。

 アザールはリールでの活躍で大きく評価を高め、2012年夏にチェルシーへ移籍。チェルシーでも中心選手として活躍し、2014/15シーズンのプレミアリーグ優勝などに大きく貢献してきた。

 現在もリールに所属しキャプテンを務めるマブバによれば、リールでのラストマッチとなった2011/12シーズンのリーグアン最終節ナンシー戦の前夜に、アザールはちょっとした”お別れパーティー”を開いたという。リーグ順位が3位で確定していたこともあり、多少であれば羽目を外しても問題ないと判断したようだ。

 だが翌日の試合日に選手たちがホテルに集合すると、すでにそこに到着していたアザールは「家に帰る時間がなかった」とチームメートに話していたという。「彼はまだ酔っ払っていた。睡眠も取らず、一晩中飲み続けていた」とマブバは語った。

 それでも試合に先発出場したアザールは、前半だけで3ゴールを記録してチームを4-1の勝利に導いた。「みんなで顔を見合わせて、『ああ、それでも(活躍するのか)』と言い合ったよ」とマブバはアザールの力に改めて驚かされたことを振り返っている。

【了】

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