ナポリのファウジ・グラン【写真:Getty Images】
レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンの西独の両巨人が、ナポリのDFファウジ・グラン獲得を狙っているようだ。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は、スポーツメディア『ユーロスポルト』のイタリア版サイトで、マドリーがグランの獲得に動くと報じたことに反応し、マルセロのバックアップ要員獲得が優先事項の一つであるマドリーの補強ポイントに一致すると指摘する。
この25歳のアルジェリア代表DFには、過去にもマドリーが食指したという報道もされており、今回マドリーのFIFAからの補強禁止処分が軽減されたことにより、今夏の獲得を目指す動きが現れそうだということだ。
その一方で、上記メディアはバイエルンもグラン獲得に興味を示していると報じている。これは、ダビド・アラバの移籍に備えた後任選びという意味合いというものだ。しかも、このアラバもマドリーのターゲットの一人になっているということだ。
補強禁止処分軽減の影響で、マドリーの動きが活発化しそうな気配もある中、グラン獲得を巡って、玉突き移籍という可能性も出てきそうだ。
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