セレッソ大阪のソウザ【写真:Getty Images】
来季J1に昇格するセレッソ大阪は、ブラジル人MFソウザを完全移籍で獲得する可能性が高まっているようだ。22日付のブラジルメディア『グローボエスポルチ』が伝えている。
現在28歳のソウザは、2016年のシーズン開始前にブラジルの強豪クルゼイロからの期限付き移籍でC大阪に加入。不動のレギュラーとしてJ2で39試合に出場して8ゴールを記録し、C大阪が悲願のJ1復帰を成し遂げる戦いに貢献した。
ブラジルでの報道によれば、クルゼイロとC大阪はソウザの完全移籍に向けた交渉を行っており、合意に近づいているという。近日中に発表が行われる見通しとのことだ。
「すでにプレー続行に向けた正式なオファーを受けている。(交渉は)順調だと思うし、何も問題はないだろう。レンタル期間は終えるが、プレーを続けることになるはずだ」と代理人によるコメントも伝えられている。
降格1年目の2015年には昇格プレーオフ決勝に勝てずJ1復帰を逃したC大阪だが、今季はその悔しさを晴らし、プレーオフ決勝でファジアーノ岡山を下して昇格を勝ち取った。来季のJ1での戦いに向け、重要な戦力を確保することができそうだ。
【了】