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マラドーナ氏が絶滅危機の動物を狩猟? 動物愛好家から批判集まる

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・マラドーナ
元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】

 サッカー界のレジェンドであるアルゼンチンのディエゴ・マラドーナ氏が、絶滅の危機に頻している動物を狩猟したとして批判が集まっている。20日付のアルゼンチン紙『クラリン』など各国メディアが伝えた。

 批判の対象となっているのは、SNS上で出回っている1枚の写真だ。マラドーナ氏とみられる人物が右手に猟銃、左手に射殺された様子の動物を掴んで笑顔を浮かべている。写真の撮影日や撮影場所などは明らかにされていない。

 写真に写された動物は、「アラビアオリックス」だとみられている。野生種は1972年に一旦絶滅し、飼育下で繁殖された個体の野生への再導入が進められているが、国際自然保護連合(IUCN)によるレッドリストでは「絶滅危惧種」の一段階手前の「危急種」に位置づけられている。

 この写真に対し、ツイッターなどSNSではマラドーナ氏への批判の声が殺到。狩られたのが生後数ヶ月の幼い個体だとみられることも批判を強めている。マラドーナ氏の側からはコメントは発せられておらず、写真が加工されたものや別人のものである可能性も含めて真偽は確定していない。

【了】

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