フォジル・ムサエフ【写真:Getty Images】
ジュビロ磐田は21日、ウズベキスタンのナサフ・カルシからMFフォジル・ムサエフを獲得したことを発表した。
ウズベキスタン代表歴を持つムサエフは、身長187cmの長身MF。中盤のほかにセンターバックもこなすことができるという。
27歳の同選手はクラブ公式サイトでムサエフはこのことに触れ、「ウズベキスタン国籍選手として、初めてJリーグでプレーできることをとても嬉しく思います。自分自身の新しいチャレンジとしてプレーすることはもちろん、ウズベキスタン人の代表としてウズベキスタン人選手の評価を高められるよう、全力を尽くします」と述べた。
ただ、厳密にはJリーグ初のウズベキスタン国籍選手ではない。2001年に半年間だけサンフレッチェ広島に在籍していたオレグ・パシニンは、ソビエト連邦(1974年当時)生まれながらJリーグ移籍前にウズベキスタン国籍を取得して同国代表歴も持っていた。
ムサエフは「Jリーグがアジアでトップレベルのリーグだと考えています。その中で戦える事をとても楽しみに思っています」とコメントしている。今後Jリーグでプレーするウズベキスタン人選手を増やすため、先駆者として重要な役割も担っている。
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