ヴォルフスブルクに所属するユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
ヴォルフスブルクに所属する23歳のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが、冬の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍する可能性が高まったようだ。20日に英紙『メトロ』が報じている。
同紙によると、PSGはドラクスラーに対して4年半のオファーを提示しているがドラクスラーがこれに合意したとのこと。後はクラブ間交渉のみと見られているが、ヴォルフスブルク側は移籍金3360万ポンド(約48億9000万円)を要求しているようだ。
今夏の移籍市場でアーセナルやPSGなどがドラクスラーに関心を示したことで、同選手は「ヴォルフスブルクから出て行きたいと思っている」や「チャンスがあれば世界トップクラスのクラブに行きたい」などと発言し、移籍希望を明かしていた。
しかし、ヴォルフスブルクは移籍を容認せず引き止めている。ただ、昨季公式戦35試合出場で9得点を決めていたドラクスラーは、今季公式戦13試合に出場しているものの未だ無得点となっていた。
この状況からクラウス・アロフスGM(ゼネラル・マネージャー)は「その時とは状況が異なると考えている。次は承認を与えるかもしれない」と語り、移籍を容認する可能性を示唆していた。そういった経緯から、交渉がまとまればPSGに移籍することになりそうだ。
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