ミランのフラッグ【写真:Getty Images】
現地時間23日に行われるイタリア・スーパーカップに出場するため開催地カタールの首都ドーハに向けてイタリアから出発する予定だったミランは、搭乗予定だった飛行機のトラブルにより出発日を翌日に延期せざるを得なくなったようだ。20日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが報じている。
イタリア・スーパーカップでユベントスと対戦するために、現地時間20日の15時にドーハへの出発を予定していたミラン。しかし、ミランが予約していたタイタン・エアウェイズのチャーター便は、突如発生したトラブルのせいでロンドンからの離陸が1時間半遅延。そして、その後にこの日の離陸が中止となり、翌日に延期されることになったという。
このトラブルにより、離陸できていたとしても時差の関係でカタールへの到着時間が夜中となってしまっていたことで、ミランはレガ・セリエAの合意のもと翌日の15時に出発日を延期することに決定。これによりミランは、気候状況がイタリアとは全く異なるカタールに現地時間21日の22時半に到着する予定となったと報じられている。
これに対してミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、「我々はとても深刻な被害を受けた」とコメント。そして、「ユベントスはすでに温かい場所で落ち着いていられる。彼らは明日イタリアよりも20度も気温が高い場所で練習できるが、深夜に到着する我々は、試合の前日しか練習ができない」と、イタリアの『ANSA通信』で怒りを露わにしている。
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