アタランタのDFマッティア・カルダーラ【写真:Getty Images】
ユベントスは、アタランタに所属する22歳のDFマッティア・カルダーラの獲得において、選手本人と代理人、そしてクラブ間合意に至ったようだ。伊メディア『スカイ・スポルト』など複数メディアが一斉に報じている。
報道によると、ユベントスは、ミランやインテルとの争奪戦を制し、アタランタへ2000万ユーロ(約24億4000万円)にボーナスを加えた金額を支払うことで合意に至ったとのこと。来年1月に獲得の正式発表がされる見込みとなっているが、ユベントスに加入するのは来夏か2018年の夏になるとみられており、それはカルダーラのパフォーマンスをベースに評価されることになるという。
カルダーラは、選手の育成に定評のあるアタランタの育成部門で育ち、当時20歳だった2014年5月18日にセリエAデビューを果たした。その後にセリエBのトラーパニとチェゼーナで武者修行を経て、今季にアタランタへ復帰。そこで10月2日に行われたセリエA第7節のナポリ戦に今季初出場を果たすと、フル出場してアタランタの完封勝利に貢献している。
現在U-21イタリア代表メンバーの1人であるカルダーラは、今季初出場を果たしたそのナポリ戦でレギュラーポジションを獲得すると、主力の1人として先日終えたセリエA第17節まで全試合に出場。これまで今季リーグ戦11試合に出場し、すでに3得点も決めている。
ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニをモデルにしているというカルダーラ。ユベントスと対戦した時には、「恥ずかしくてユニフォームが欲しいとは言えなかった」と告白していたが、もう少しすればその夢を実現することはできそうだ。
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