ディミトリ・パイエ【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムのMFディミトリ・パイエは、アーセナルのスタイルを気に入っているという。ただ、アーセン・ヴェンゲル監督とのコンタクトは存在しないと明確にした。フランスメディア『RMC』で語っている。
ウェスト・ハムは今シーズン前半戦で苦しんでいる。そのため、チームの主力であるフランス代表のパイエには移籍の噂が浮上しているところだ。
同選手は「ヴェンゲル監督がアーセナルの試合に欠けているピースとして僕のことを考えているっていう話を読んだ。でも、僕はこれまで彼に話を聞いたことはないんだ」と明かした。
それでもパイエから見てアーセナルは魅力的に映っており、「彼らにホームで5、6点決められた。彼らのプレーを見ると、テクニック系の選手として面白いと思うしかないね」と述べている。
だが、ウェスト・ハムへの愛情にも変化はない。パイエは「クラブの状況は僕に影響を与える。でも、僕は野心家なんだ。この困難を抜け出すため、僕は全てを出し切る」と強調した。
その一方で「扉を閉ざすことはない。チャンピオンズリーグが恋しいし、主要大会でのプレーを楽しみたいと思っている」とも語っている。
強豪でのプレーにも興味がある様子のパイエ。ウェスト・ハムの低迷が続けば、新たな舞台へ向かうことになるかもしれない。
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