ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
現地時間17日に行われたセリエA第17節の試合でローマから大きな一勝を挙げたユベントスだが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はチームの戦いぶりに完全に満足してはいない様子だ。17日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが試合後のコメントを伝えた。
今季も首位を快走する王者ユベントスは、4ポイント差で追っていた2位ローマをホームに迎え、FWゴンサロ・イグアインのゴールにより1-0で勝利。勝ち点差を7に広げ、前半戦を首位で折り返すことが確定している。
最大のライバルを下して6連覇へ大きく前進した形だが、「試合の最後には腹を立てていた」とアッレグリ監督。「ボールをうまく管理することができず、相手にカウンターを許していた。それに加えて、相手のフィジカルに苦しめられいた時間にセットプレーから危ない場面も多かった」と述べている。
だが終盤を除いた戦いぶりについては選手たちに賛辞を送り、大きな意味を持つ一勝であることも認めている。「今日勝つことは大事だった。直接対決での勝ち点は2倍の価値を持つからだ。記録に関心はないが、首位に立ったままシーズン終了を迎えることさえできればいい」
ユベントスはこのあと、現地時間の23日にカタールで行われるイタリア・スーパーカップでミランと対戦する。そのためセリエAの次節クロトーネ戦は2月に延期されている。
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