名古屋グランパスからFC東京へ移籍する永井謙佑【写真:Getty Images】
名古屋グランパスに所属していたFW永井謙佑は、2017年からFC東京へ完全移籍することが決定した。19日に両クラブから発表が行われている。
永井は2010年に福岡大学から名古屋に加入。2013年にはベルギーのスタンダール・リエージュへ移籍したがその後復帰し、名古屋で合計6シーズンを戦ってきた。
帰国後の2014年、2015年には2年連続の二桁得点を挙げるなど、攻撃陣の主力として活躍してきたが、2016年には名古屋をクラブ史上初のJ2降格から救うことはできなかった。大学生時代に特別指定選手としてアビスパ福岡、ヴィッセル神戸でプレーしたのを除けば、来季は国内では初めて名古屋以外のクラブで戦うことになる。
「J1リーグ戦初のタイトルをクラブ、そしてファン・サポーターのみなさんに届けることが出来るように誠心誠意頑張ります。僕の武器であるスピードを活かし、チームのゴール、チームの勝利に一つでも多く貢献したいと思います」とFC東京公式サイトで永井のコメントが伝えられている。
各年代の日本代表でもプレーしてきた永井は、2012年にはロンドン・オリンピックでの4位に大きく貢献。2010年にデビューしたA代表では、ヴァヒッド・ハリルホジッチ現監督の就任した昨年に復帰を果たし、東アジアカップなど5試合に出場した。
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