レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスとクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは、クラブ・ワールドカップ決勝で退場処分を免れたことについて、チームメートのFWクリスティアーノ・ロナウドと冗談交じりに話をしていたのかもしれない。試合後に両選手が見せた姿が話題となっている。
18日のクラブW杯決勝で、欧州王者のマドリーは開催国王者の鹿島アントラーズと対戦。鹿島の大健闘に苦しめられながらも、延長戦の末に4-2でタイトルを獲得した。だが、この試合でのラモスに対する判定は大いに物議を醸している。
後半終了間際に金崎夢生を倒したラモスに対し、主審はファウルを取ったあと、胸ポケットに手をかけてカードを出そうとするような様子を見せた。すでに1枚イエローカードを受けていたラモスは退場になるかと思われたが、結局主審はカードを出さず、ラモスはそのまま延長戦までプレーを続行した。
試合後にはラモスとC・ロナウドが話をする姿が国際映像に捉えられ話題となっている。ラモスはC・ロナウドに向けて右手で審判がカードを提示するような仕草を見せ、判定について何らかの話をしているかのように見える。スペイン紙『バングアルディア』など複数メディアは、2人が「審判をからかった」という論調で伝えている。
ラモスは試合後のインタビューでも、自身への判定について冗談交じりにコメント。ファウルのあと主審から離れたことについて、「危険を感じたんだ。(そういう場合は)できるだけ早く離れた方がいいね」と笑いながら話している。
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