ヤキンのほかにルッテンも浮上【写真:goal.com】
日本代表DF酒井宏樹が所属するハノーファーは27日、ミルコ・スロムカ監督(46)の解任を発表した。ドイツ『ビルト・アム・ゾンターク』によれば、スイスのバーゼルを率いるムラト・ヤキン監督(39)が後任を務めるかもしれないようだ。
ハノーファーのマルティン・キント会長は、新監督への移行で自らのミスもあったと認めた上で、新監督は国内に限らずヨーロッパの他リーグからの招へいをほのめかした。
「我々はこうなることを望んでいなかったので、準備が整っていなかった。スロムカは4年近く、ここで信じられないほどの成功を収めたんだ。それが急に何もなくなるなんて…」
その一方で「(監督人材における)ドイツ市場は見渡せる程度なので、ヨーロッパ中で探している」と続けたキント会長は、短期的にチームの順位を引き上げる解決策を望んでいないと主張している。
「我々は降格圏に位置していない。だから、将来に向けての招へいを行う勇気を持っても良いと思っている」
また、オランダメディアが伝えているところ、現在無所属のフレッド・ルッテン氏(51)も次期監督候補の一人だそうだ。今年の夏までフィテッセの指揮を執っていた同氏は、2008年にシャルケでスロムカ氏の後任を務めたことがある。