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「審判が一番レアルをリスペクトしていた」。決勝でのジャッジに不満な永木

text by 編集部 photo by Getty Images

永木亮太
鹿島アントラーズの永木亮太【写真:Getty Images】

 クラブ・ワールドカップ決勝のレアル・マドリー対鹿島アントラーズ戦が18日に開催され、延長戦の末に4-2でマドリーが優勝を飾った。鹿島の日本代表MF永木亮太は試合後に、主審のジャッジへの不満も口にしている。

 欧州王者マドリーに先制を許しながらも、柴崎岳の2ゴールで一旦は逆転し、世界を驚かせる戦いぶりを見せた鹿島。最終的には敗れる結果となったが、判定が試合に影響した部分もあったかもしれない。

 後半終了間際にマドリーのDFセルヒオ・ラモスが金崎夢生を倒した場面では、ジャニー・シカズウェ主審がカードを出すような素振りを見せながらも、結局出さなかった。すでに1枚イエローカードを受けていたラモスは、もう1枚カードを受ければ退場となるところだった。

 マドリー寄りのスペインメディアからも疑問の声が上がるこの判定については、永木も試合後に「あれはイエローカードだったと思います」とコメント。鹿島はマドリーに対して過度のリスペクトを持つことなく好勝負を演じたが、「レフェリーが一番レアルをリスペクトしていると感じられた」と印象を述べている。

 ラモスのファウルの場面以外でも、「前半の早い時間にも、全然ファウルじゃないのにファウルを取られたりすることもあった」と永木。「そこは仕方がないかなと思います」と判定を受け入れながらも、もしラモスが退場となって数的優位で延長戦を迎えていたとすれば、「勝てるチャンスは増えたかもしれない。流れも変わっていた」という考えを口にしている。

【了】

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