レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ダン・オロウィッツ】
クラブ・ワールドカップ決勝の鹿島アントラーズ対レアル・マドリー戦が18日に開催され、延長戦の末に4-2で勝利を収めたマドリーがクラブ世界一に輝いた。大会MVPにあたるゴールデンボールには、マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが選ばれている。
C・ロナウドは鹿島との試合で2-2に追いつくPKを決めたのに続いて、延長戦ではチームに勝利をもたらす2ゴールを記録してハットトリックを達成。準決勝での1ゴールと合わせ、計4ゴールで大会得点王にも輝いた。
マドリーでのチャンピオンズリーグ優勝やポルトガル代表でのEURO2016優勝も成し遂げたC・ロナウドは、数日前には自身4度目のバロンドールも受賞している。さらにクラブW杯優勝とMVPのトロフィーも手に入れ、「完璧な1年の締めくくりになった。とてもハッピーだ」と喜びのコメントを述べた。
今季序盤戦にはゴールを決められない時期もあり、批判を受けることもあったが、「口数が多い人たちもいるので、色々言われることには慣れている」とコメント。「僕はいつもピッチ上のことだけを考えていて、自分の仕事をやり続けるだけだ」と述べ、批判を意に介することはないと主張している。
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