スペインクラブの買収に迫る【写真:goal.com】
バレンシアの買収に動いているシンガポールの投資家ピーター・リム氏が、欧州に上陸している。リム氏は、バレンシアの返事を欧州で待つ構えのようだ。
スペイン『アス』によると、リム氏は数日前からヨーロッパに渡り、現在はミランとロンドンを行き来しながら滞在を続けているという。先日、アマデオ・サルボ会長も認めた破格のオファーの返答を、1月15日までヨーロッパで待つつもりだと見られている。
『アス』は、リム氏のオファーが2億5000万ユーロ程度のものになると伝え、この資金の40%でバレンシアの抱えるバンキアへの負債を賄い、なおかつ残りの資金は今冬の補強などに充てることを狙いとしていると報じている。
リム氏は、以前から欧州のサッカークラブを買収することを希望していた。プレミアリーグの複数クラブに打診した経緯もあるといわれているが、今回いよいよスペインクラブの買収に迫っている。