バイエルン・ミュンヘン時代のジョセップ・グアルディオラ監督(左)とシャビ・アロンソ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョセップ・グアルディオラ監督は、プレミアリーグで指揮を執るにあたり、教え子のシャビ・アロンソから「セカンドボールを大事にしろ」と言われていたことを明かしている。16日、スペイン紙『アス』が報じている。
フランス代表、アーセナルのレジェンドにして、バルセロナ時代の教え子でもあるティエリ・アンリ氏とのインタビューを行ったグアルディオラ監督。プレミアリーグ挑戦に際してのエピソードとして「バイエルン時代に、プレミアリーグでのプレー経験のあるアロンソと話をした。彼曰く「セカンドボール、とにかくセカンドボールが重要だ。この点にアジャストしなければいけない」ということだった」と語る。
さらに「だが、実際にはセカンドボールばかりか、第3、第4のボールにもアジャストしなければいけないほどだ。これまではそうしたことにフォーカスしたことなどなかった。なぜならバルセロナ、あるいはスペインでは”文化”としてボールを保持してプレーしようとする。だが、それがゆえに、スペインはワールドカップ、ユーロ、チャンピオンズリーグを勝ってきた。スペインのチームは常にファイナルに進んでいる」と続ける。
また、イングランドとドイツの違いについては「ドイツはよりフィジカル的だ。だが、イングランド的とも違う。プレミアリーグではすべてのチームが高くて強く、これにアジャストしなければいけない。唯一の例外はチェルシーだ。アントニオ・コンテ監督は、ボールを保持するチームを作り、非常にいいサッカーをする」と評している。
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