退場を命じられるマルコ・ロイス(右)【写真:Getty Images】
【ホッフェンハイム 2-2 ボルシア・ドルトムント ブンデスリーガ第15節】
現地時間16日に行われたブンデスリーガ第15節、ホッフェンハイム対ボルシア・ドルトムントの一戦は、2-2の引き分けに終わった。
負傷者が続出しているドルトムントは、香川真司が5試合ぶりにベンチ入り。チームは3バックで今季ブンデスリーガ無敗を続けるホッフェンハイムに挑んだ。
しかし、ドルトムントは出鼻をくじかれる。ホッフェンハイムは開始3分、自陣からのロングフィード一本で裏を取り、ウートが先制点を決めた。
それでもドルトムントはすぐに反撃に転じ、11分に同点弾。デンベレの突破から最後はゲッツェが流し込んだ。
だが、ドルトムントは勢いに乗り切れない。20分にはCKでホッフェンハイムにゴールを許し、再び追いかける立場となる。
すると、41分にアクシデントが発生した。相手のカウンターをファウルで潰したロイスがこの日2枚目のイエローカードで退場となり、ドルトムントは10人で後半を戦うことに。
それでも、数的不利のドルトムントは諦めない。後半開始直後のピンチをポストに救われると、チャンスが到来。デンベレのパスを受けたオーバメヤンが鮮やかに決めて2-2とした。
10人で奮闘するドルトムントだが、66分にまたもアクシデント。チームの攻撃をけん引してきたデンベレが負傷し、担架でピッチの外へ。中心選手が下がることになってしまった。
こうなると、勝ち点3が欲しいホッフェンハイムが攻め、ドルトムントが守る展開となる。ドルトムントは何度か危ない場面があったもののしのぎきり、2-2の引き分けで試合を終えた。
【得点者】
3分 1-0 ウート(ホッフェンハイム)
11分 1-1 ゲッツェ(ドルトムント)
20分 2-1 ヴァーグナー(ホッフェンハイム)
48分 2-2 オーバメヤン(ドルトムント)
【了】