マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、7歳の長男がライバルクラブであるマンチェスター・シティの練習に参加する付き添いをしている姿が目撃されているという。16日付の英紙『デイリー・メール』が伝えた。

　ユナイテッドでキャプテンを務め、現在のチームの象徴的な存在でもあるルーニーだが、息子は同じ町のライバルクラブでプレーすることになるのかもしれない。7歳の長男カイ君は、シティのU-7チームの練習に参加しているとのことだ。

　しかも、ルーニー自らがその練習に付き添い、シティの練習場を訪れているというのだから驚きだ。ルーニーは他の親たちに混ざって息子のプレーを見守っていると伝えられている。

　ユナイテッドの試合の際に父親とともにピッチ上に姿を見せることも多いカイ君は、10月からユナイテッドの育成チームでプレーしていたが、その後シティのアカデミーでも練習に参加し、コーチ陣から高く評価されたとみられている。

　かつてはトップチーム同様に育成の面でもシティを大きくリードしていたユナイテッドだが、近年はシティの設備や育成体制の充実ぶりが盛んに伝えられている。ユナイテッドの10番の息子までもがシティを選ぶことになるのだろうか。

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