レアル・マドリーのダニエル・カルバハル(左)とセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
先のクラシコでレアル・マドリーのDFダニエル・カルバハルがバルセロナサポーターに向けて中指を突き立てる行為を謝罪した件について、同選手に謝罪を促した選手の存在があったことを、スペインメディア『カデナ・セール』が16日に報じている。
セルヒオ・ラモスの劇的な同点ゴールで幕を閉じた先日のクラシコ。だが、この際にカルバハルがバルセロナサポーターに向けて中指を立て挑発するシーンが大々的に報じられ、最終的にカルバハルはツイッター上に「侮辱的な行為を謝罪したい。ああした行為はするべきではなかった」と投稿し事態を収束させた、というのが一連の流れである。
そして、このカルバハルの謝罪については、マドリーの主将セルヒオ・ラモスが、同選手にバルセロナの主将のアンドレス・イニエスタに向けて謝罪のメッセージを送るようにと促したという背景があったことを同メディアが明かしている。
ラモスには、スペイン代表ではチームメイトとしてプレーする両チームの選手の良好な関係を維持したいという思いがあったと同メディアは続けている。
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