ボカ・ジュニオルスのカルロス・テベス【写真:Getty Images】
中国からの”メガオファー”を受けている元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスだが、ボカ・ジュニオルスへの残留に傾きつつある様子を見せている。15日付のアルゼンチン『TyCスポーツ』が伝えた。
テベスに対しては、中国スーパーリーグの上海申花が巨額のオファーを提示している。2年間で7500万ユーロ(約92億円)という報酬が提示され、サインは時間の問題ではないかという見方も伝えられていた。
だがテベスは、最終的な決断を下してはいないものの、現時点ではボカ残留を示唆する発言をしている。「今は、頭の中では残ることになると考えている。だが苦しんでいるところだ。自分がボカを離れることはまだ想像できない」とテベスは語った。
「今は考えるべき時だと思うし、決断を下すのは自分自身だけだ。チームメートたちが残留を望んでくれていることも、監督が残留を望んでくれていることも知っている。誰もが答えを待っているのは分かっているが、よく考えなければならない」とテベス。最終的な結論を下すのはもう少し先となるようだ。
先週末に行われた宿敵リーベル・プレートとの”スーペルクラシコ”でもボカを勝利に導く活躍を披露するなど、テベスは今も健在ぶりを見せている。今後の決断が注目されることになりそうだ。
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