バルセロナのラフィーニャ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFラフィーニャは、クラブワールドカップ(CWC)で話題を呼んでいるビデオ判定について「サッカーがアメリカンフットボールになってしまう」と語っている。15日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙のロングインタビューに応じたラフィーニャは、現在開催中のCWCで物議を集めるビデオ判定システムについて「私からすれば、このテクノロジーはサッカーではない。審判の助けになるのは明らかだが、その一方でゲームは止まってしまう。これではアメリカンフットボールになってしまうだろう」とこのシステムが試合のリズムを著しく変えると指摘する。
そして、クリスティアーノ・ロナウドの受賞で終わった今年のバロンドールについても「私にとってバロンドールとは世界一の選手へのものだ。そして、その世界一の選手とはリオネル・メッシだ」と述べる。
またメッシの後継者になる選手については「史上最高の後継者になるというのは難しいことだが、もしも誰かがそうなれるとするなら、それはネイマールだ」と同胞のチームメイトの名前を挙げた。
今季は出場機会を着実に増やしてはいるが、さらなる出場機会を求めての移籍について問われると「チームを出ていくという考えはない。自分はピッチでプレーするのが好きなタイプの選手である。だが、もしプレーができない機会が訪れれば移籍への道を探ることにも何の問題はない」と語っている。
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