ユベントスとイタリア代表の守護神ジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ユベントスとイタリア代表の生ける伝説であるGKジャンルイジ・ブッフォンが、2018年ロシアワールドカップ(W杯)でのプレーを最後に現役を引退することを裏付けた。14日に伊メディア『プレミアム・スポルト』のインタビューで明かしている。
来年1月に39歳を迎えるブッフォンは、今年の初めに2018年ロシアW杯でのプレーを最後に現役を引退することを表明した。17歳と9ヶ月の若さで当時所属していたパルマでセリエAデビューしてから、これまで公式戦802試合に出場。その間に国内カップ3回、スーパーカップ6回、リーグ制覇7回、UEFAカップ制覇1回のタイトルを獲得し、さらには167試合に出場したイタリア代表でもW杯で1回優勝した。
そして、2018年ロシアW杯に出場すれば、ブッフォンは史上初となる6大会連続出場を果たすことになる。その時には40歳となっているブッフォンだが、そのW杯でのプレーを最後に現役を引退する考えは今でもかわらないようで、そのつもりでいることを裏付けた。
「考えとしてはそうだね。現役を引退することになることはほぼ間違いないと思う」
しかし、現役を引退しない可能性もわずかながらあるようだ。ブッフォンは、「ただもう1シーズンだけプレーを続ける可能性もほんのわずかだけどないこともないんだ」と明かすも、「それを知っているのは僕と(ユベントスの)会長だけだけど、実現させることは難しそうだ」とその可能性が低いことを述べている。
このようなブッフォンがまだキャリアで成し遂げたことがないのがチャンピオンズリーグ制覇だ。果たして現役引退を迎えるまでにそれを達成することはできるだろうか。
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