ビデオ判定によりPK【写真:Getty Images】
クラブW杯の準決勝が14日に行われ、開催国王者の鹿島アントラーズは南米王者のアトレティコ・ナシオナルと対戦し3-0の勝利をおさめた。この試合の先制点のきっかけとなったPKに関して、14日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
試合開始して30分、カッサイ主審が試合を止めてピッチ脇のモニターを確認した。FIFA主催の大会で史上始めてビデオアシスタントレフェリー(VAR)で、ペナルティエリア内でファールがあったことを確認している。そして、獲得したPKを土居聖真が決めた。
同紙はこれに関して「鹿島が国民をフリーズさせた」と表現している。一瞬、何が起きたのかわからず会場がどよめいたことを表現したようだ。
こういった場面は今後の試合でも出てくる可能性がある。同紙だけでなく、スペイン紙『アス』も「国際大会で始めてゲームの未来を見た」といったコメントをしている。
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