バルセロナのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
バルセロナのFWパコ・アルカセルは、待望の移籍後初ゴールをようやく記録したことに安堵する様子を見せている。14日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが同選手のコメントを伝えた。
アルカセルは夏の移籍市場でバレンシアからバルサに加入。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの3トップ”MSN”のバックアップとしての補強という位置づけだとはいえ、加入から公式戦10試合に出場しての得点”ゼロ”は、バルサの新加入FWとしては異例の長い無得点期間となっていた。
だが、現地時間13日にカタールのドーハで行われたアル・アハリとの親善試合で、ようやく沈黙を破ることに成功。チームが5-3の勝利を収めた試合で1ゴールを記録している。
「ゴールが入らないネガティブな時期が続いていた。親善試合とはいえ、決めるのは大事なことだった」とアルカセルは試合後にコメント。「これからは前を向いて、より解放された気分でプレーできる。自信に繋がるよ」と喜びを表した。
「僕にもゴールへの意欲があったし、チームメートたちにも僕に決めさせようという意図があった」と周囲のサポートにも感謝している。「これからはもっとゴールを決めてチームを助けていきたい」と意欲をのぞかせた。
次は公式戦でもバルサでの初ゴールを決められるだろうか。次の試合は18日、リーガエスパニョーラでのエスパニョールとのダービーマッチとなる。
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