マンチェスター・シティのヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのMFヤヤ・トゥーレは、飲酒運転で検挙されたことによる処分は受け入れつつ、飲酒は意図的なものではなかったと主張している。13日付の英メディア『BBC』などが伝えた。
Y・トゥーレは現地時間11月28日の夜にロンドン近郊で「アルコール量が法定基準値を越えた状態で運転していた」として検挙され、13日に法廷に出頭した。
呼気から検出されたアルコール濃度は、英国の法定基準である0.35 mg/lの2倍以上である0.75 mg/lだったとのことだ(日本の基準は0.15 mg/l)。だがY・トゥーレは、パーティーでダイエットコーラを飲んだが、その中にブランデーが含まれていたことに気が付いていなかったと主張している。
「よく知られているように僕はムスリム(イスラム教徒)であり、飲酒することはない。アルコールはいつも拒否してきた」とY・トゥーレはフェイスブックの自身のアカウントに掲載した声明の中で述べている。意図的な飲酒ではなかったという主張は法廷でも受け入れられたとのことだ。
その上で、「飲酒運転は深刻な犯罪だ」と続け、基準値を越えていたのは事実であるため処分を受け入れるとしている。Y・トゥーレに対しては、収入額に応じた5万4000ポンド(約787万円)という高額の罰金が科され、今後1年半の運転が禁じられることになる。
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