元ウクライナ代表のGKオレクサンドル・ショフコフスキー【写真:Getty Images】
ウクライナ1部のディナモ・キエフに所属する41歳の元ウクライナ代表GKオレクサンドル・ショフコフスキーが現役引退することを発表した。13日に英メディア『フォー・フォー・トゥ』が報じている。
ショフコフスキーはD・キエフの下部組織で育ち1993年にトップチームに昇格。それ以降、1度も移籍することなく23年間同じクラブでプレーしてきた。
トップチームに昇格した翌年の1994年には代表デビューも果たす。2006年W杯では全試合で正守護神を務め、ベスト8進出がかかったスイス戦では延長戦の末にPK戦となり、GKショフコフスキーが相手のPKを2本ストップし、3-0で勝利をおさめていた。
この時、スイスはW杯初となる無失点で大会を去るという記録を残している。代表としては2012年までプレーし、18年間で通算92試合に出場していた。ウクライナに対して大きな貢献をしてきたショフコフスキー、23年間のプロキャリアに幕を閉じる。
【了】