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宿敵レアルが来日中の裏で、バルサも多忙。親善試合で一路カタールへ

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ
カタールで親善試合を行うバルセロナ【写真:Getty Images】

 今週はミッドウィークに試合が組まれていないものの、バルセロナに休みはない。カタールのドーハで親善試合を控え、チームは中東へと旅立つ。12日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 リーグ戦第15節のオサスナ戦では4節ぶりの勝利を飾り、一安心のバルセロナだが、休む間もなく、空路カタールのドーハへと向かった。バルセロナは現地火曜日に、同じくカタール航空をスポンサーとしている、サウジアラビアのアル・アハリと親善試合を行う。この試合は、バルセロナとカタール航空が4年前に開催を決定していたというものだ。

 先日、バルセロナが日本企業の楽天とパートナーシップ契約を行ったことで、2017年6月30日でカタール航空との契約は終了する。しかし、同社,カタール政府とも、今後もバルセロナとの友好関係を望んでおり、新たなビジネス関係を築くべく交渉を行うようだ。そのため、今回のツアーにはジョセップ・マリア・バルトロメウ会長、マーケティング部門のマネル・アロージョ副会長なども同行しているということだ。

 次節にはエスパニョールとのダービーマッチを控えるバルセロナ。火曜夜の親善試合を終えると、すぐに移動し、水曜日早朝にスペインへと帰国予定。ルイス・エンリケ監督は、同日は休養を与えるようで、木曜日からダービーの準備に入るということだ。ミッドウィークに試合が組まれていなくても息つく暇がないのは、ビッグクラブの悩ましい事情といったところか。

【了】

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