チェルシーとマンチェスター・シティの小競り合い【写真:Getty Images】
プレミアリーグで首位を走るチェルシーだが、勝ち点”減点”のペナルティーを受けることになってしまう可能性があるのかもしれない。10日付の英紙『ミラー』が伝えている。
チェルシーはプレミアリーグで現在8連勝中と絶好調。前節終了時点では首位に立っていた。10日の試合に勝利を収めたアーセナルが暫定首位に浮上したが、チェルシーは11日のウェスト・ブロムウィッチ戦で引き分け以上なら今節も首位を守ることができる。
だが、先週末の第14節マンチェスター・シティ戦で起こった騒動がチームの順調な戦いに暗雲をもたらす可能性もあるとみられている。この試合の最後に両チームの選手たちによる小競り合いが発生したことで、イングランドサッカー協会(FA)は両クラブを処分に向けた調査対象とすることを発表している。
『ミラー』によれば、これまでに同様の規律問題でたびたび処分を受けてきたチェルシーには、”再犯”による重い処分が下される可能性もあるのだという。チェルシーは過去19ヶ月間で4度の罰金処分を受けており、今回は勝ち点減点の処分もあり得るという見方が伝えられている。
仮に減点処分が下されたとすれば、1992年のプレミアリーグ創設以来では初。イングランドのトップリーグでは、1990年にマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルに下された処分以来26年ぶりとなる。
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