チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得する可能性があるのではないかという噂を一蹴した。9日付の英メディア『ESPN FC』などが伝えている。

　サンチェスは今季プレミアリーグで好調にゴールを重ね、ここまで14試合で11ゴールを記録。チェルシーのFWジエゴ・コスタと並んで得点ランク首位に立っている。

　だが、アーセナルは残り1年半となったサンチェスの契約の延長に向けた交渉に苦戦している様子をうかがわせている。マンチェスター・シティからの誘いや、中国からの巨額のオファーなどが噂されたのに続いて、チェルシーが獲得に動くという憶測も伝えられた。

　だがコンテ監督は、「他のチームの他の選手たちについて話をするのは正しいことではないと思う」とコメント。「私のチームや私のクラブ、他のクラブや彼らの選手たちに対して敬意を欠くことだ」と述べ、サンチェスへの関心の有無について答えようとはしなかった。

　プレミアリーグで8連勝中の絶好調のチェルシーは、現地時間11日にウェスト・ブロムウィッチをホームに迎える。「今は次の試合に完全に集中している。1月や来シーズン（の移籍市場）ははるかに先だ」とコンテ監督は目の前の試合に専念する姿勢を強調している。

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