バルセロナのルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、同クラブに所属するFWルイス・スアレスとの契約延長の見通しを明かしている。同選手の母国ウルグアイのラジオに語ったとして、7日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
スアレスは2014年夏にリバプールからバルセロナに加入。リオネル・メッシ、ネイマールとともに“MSN“と呼ばれるようになった強力3トップを構成し、昨季はリーガエスパニョーラ得点王に輝くなどクラブの成功に大きく貢献してきた。
現在の契約は2019年までとなっているが、クラブとは契約延長に向けた交渉を行っており、合意に近づいているようだ。「スアレスとはすぐにも契約を延長することになる。あとはいくつか細かい部分が残っているだけだ」とバルトメウ会長は語った。
サインの時期について、ある程度具体的な見通しも明かしている。「近日中、今後数週間中に発表することになるだろう。クリスマスの素晴らしいプレゼントになるかもしれない」という言葉通りなら、年内には契約延長が完了することになるのかもしれない。
新たな契約期間の見通しについては、「カタールW杯までいてほしい。それ以上いてほしいと思っているが、少なくとも2022年までだ」とバルトメウ会長。さらに、「引退したあとバルセロナに残りたいと彼が望むなら、いつでも両手を広げて歓迎する」と述べており、スアレスがこのままバルサで現役を終え、その後も何らかの形でクラブに残るという未来も想定している。
ネイマールは10月にバルサとの契約を2021年まで延長した。メッシは2018年までとなっている契約の延長を一旦保留しているとも報じられたが、ファンとしては3人が揃ってバルサでプレーする姿を今後も長く見続けたいと望んでいることだろう。
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