セビージャに所属する清武弘嗣【写真:六川則夫】
現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)リヨン戦が行われ、セビージャは0-0の引き分けに終わり2位通過している。日本代表MF清武弘嗣はベンチ入りしたものの試合に出場することはなかった。
試合後に清武は「結構すごくリヨンが前から来てましたが、戦術的にたぶんセビージャが思い通りの試合をしたと思う。ちょっとツキありましたけど、耐えれたっていうのはすごいよかったかなと思います」と語り、決勝トーナメント進出を果たせた事に安堵した様子を見せた。
一方でなかなか試合に起用されないことに関しては「試合に出れてないっていうのはまだ自分の足りないところがたぶんあると思う。その中で試合勘っていうのは鈍ることはないですけど、試合の体力っていうのは徐々にちょっと落ちていってるなっていうのは感じているので、そこは自分の今、一番悩めるところだと思います」とコメントした。
続けて「90分間戦ったカップ戦(国王杯のフォルメンテラ戦)で本当に60分過ぎくらいからちょっと疲れました。技術面だったり、そういう面はたぶん落ちることはないと思いますけど、試合で走る体力っていうのは試合しないとつかないので、ちょっとそこが今、一番の悩みです」と、体力面を心配していることを明かした。
(取材:元川悦子【リヨン】、文・構成:編集部)
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