J3の鹿児島ユナイテッドFC新監督就任が決まった三浦泰年氏【写真:Getty Images】
2016シーズンのJリーグは全日程が終了し、各クラブが新シーズンに向けて動き出した。7日はJ2の京都サンガF.C.とJ3の鹿児島ユナイテッドFCが新監督を発表している。
J2で5位となりプレーオフの末にJ1昇格を逃していた京都は、 柏レイソルでヘッドコーチを務めていた布部陽功氏を新監督に迎えることを発表した。同クラブは石丸清隆監督の解任を6日に発表していたところ。新体制で8シーズンぶりのJ1を目指すことになる。
布部新監督は「監督経験はありませんが、私が今まで学んできた事すべてをぶつけて、チームを作っていこうと思います。チームから与えられたミッションはJ1昇格です。必ず実現させるために、応援してくださる京都の皆様のために、全力を尽くします。同じ目標に向かって頑張る選手たちの姿をみて、ぜひ大きな声援を送ってください。これから宜しくお願いいたします」とクラブの公式サイトで意気込みを語った。
鹿児島は2年間チームを指揮してJ3加盟初年度のチームを5位に導いた浅野哲也監督が退任し、三浦泰年氏を迎えている。同氏はJ3のカターレ富山を率いていたがJ2昇格に届かず。契約更新をせず今季限りで退任していた。 過去にはギラヴァンツ北九州や東京ヴェルディなどを率いた実績がある。
新天地で再びJ2昇格を目指す三浦氏は「クラブの基盤を作りながら共に成長し、昇格を目指すことを、鹿児島県民、サポーターと分かち合える非常にやり甲斐のある、魅力のあるオファーを頂きました。このクラブで監督として指揮を取れる事を本当に幸せに思っています。数多くの選手をJリーグに送り込み、育成年代でも長年に日本サッカー界を引っ張り続けている鹿児島で指揮を執り、プロクラブ、チームとしても認められるよう、自分の全てを、この『鹿児島ユナイテッドFC』に注いで生きたいと思います」とコメントを残している。
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