トリノのアンドレア・べロッティ【写真:Getty Images】
トリノは4日、22歳のイタリア代表FWアンドレア・べロッティとの契約を2021年まで延長したことを発表した。
昨シーズン加入したトリノで12ゴールを挙げる活躍を見せたべロッティは、今季はさらにハイペースに得点を量産。ここまで13試合で10ゴールを記録し、セリエA得点ランクの上位を争っている。9月にデビューしたイタリア代表でも、すでに5試合に出場して3ゴールを挙げているイタリア期待の若手ストライカーだ。
当然ながら獲得に関心を抱いているチームも多いようだが、引き留めを図りたいトリノは2021年までの新たな契約を結んだことを明らかにした。ウルバーノ・カイロ会長は、「国外のみを対象として、1億ユーロ(約120億円)の契約解除金を設定した」と明かしている。
べロッティに対しては、特にプレミアリーグのクラブからの関心が盛んに取りざたされていた。アーセナルやリバプール、エバートン、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を望んでいると噂されていたが、トリノから引き抜くのは容易ではなくなったようだ。ユナイテッドが夏にMFポール・ポグバを獲得した際に支払った、サッカー界史上最高額の移籍金に並ぶほどの獲得費用が必要ということになる。
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