マルアン・フェライニ(左)とジョゼ・モウリーニョ監督(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、MFマルアン・フェライニの投入に問題があったとは考えていない。英メディア『BBC』などが、ポルトガル人指揮官の会見の様子を伝えている。
ユナイテッドは42分にズラタン・イブラヒモビッチのゴールで先制し、1点のリードを維持して終盤に入った。すると、85分にフェライニを投入して逃げ切りを図っている。だが、その3分後にフェライニがPKを与えてしまい、同点弾を許してしまった。
フェライニ起用が、エバートンのパワープレー対策であることを認めたモウリーニョ監督は、試合後にこのように話している。
「エバートンは以前のようにパスをつなぐチームではない。直接的なチームだ。GKも、アシュリー・ウィリアムズも、ラミーロ・フネス・モリも、みんな直接なんだ。2メートル級の選手がベンチにいるとき、チームを助けるためにディフェンスラインの前に入れるのは普通のことだろう」
とはいえ、あと数分間で勝利を手にしていたユナイテッドにとって手痛いドローであることは間違いない。この結果、首位チェルシーとの勝ち点差は13となった。
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