マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、ユベントスで過ごした4年間が「バカンス」だったという発言が伝えられたことについて、発言が誤った形で解釈されたと主張している。4日にフェイスブックの自身のアカウントでコメントを投稿した。
2012年にユナイテッドからユベントスへ移籍したポグバは、イタリアで大きな成長を遂げて世界屈指のMFと評価されるようになり、今年の夏の移籍市場でユナイテッドに復帰。サッカー界の歴代最高額を更新する巨額の移籍金が支払われた。
現地時間3日にロンドンで行われたイベントに出席したポグバは、「ユナイテッドは自分の家だ」と現所属クラブへの愛着を強調していた。だが、「戻ってくることは分かっていた。単に休暇に行って戻ってきたようなものだ」という発言は、4年間を過ごしたユベントスへの敬意を欠いていると取られてもおかしくないものだった。
自身の発言が報じられたあと、ポグバはSNSでメッセージを発した。「ユベントスはこれまでのプロキャリアの中で最も重要なクラブであり、心の中で特別な場所を占めている。自分の言葉が誤った解釈をされてしまうのは好ましくない」と述べている。
「僕を今のような選手にしてくれたユベントスには今後もずっと感謝し続けるつもりだ。一方で、マンチェスターはユース時代を過ごした場所で、自分の家だ」とポグバは両クラブへの思いを表現し、「僕がどういう人間で、何をしてきたかを明らかに知らないネガティブな人たち」が誤った解釈をしていると主張した。
ユナイテッドではチームが低調なシーズンを過ごす中で苦戦しているポグバだが、在籍した4年間全てでリーグ優勝を成し遂げたユベントス時代のような成功を手にすることができるだろうか。
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