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クロップ監督、手痛い逆転負けから学ぶよう求める「時にはこういう経験が必要」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユルゲン・クロップ
リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ボーンマス戦で喫した手痛い逆転負けを成長の糧とするようチームに求めた。4日に英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 現地時間4日にプレミアリーグ第14節の試合が行われ、リバプールはボーンマスと対戦した。この試合でリバプールは2回も2点リードしたものの、終盤に14分間で3失点してしまい3-4で逆転負け。これにより、ここまで15試合維持していた公式戦無敗記録がストップしている。

 クロップ監督は、この敗戦の理由について「長い間我々の方が優勢だったが、決定的な時にゲームの主導権を手放してしまった」と説明。そして、「ボーンマスは彼らにあった全てのものを注ぎ込んで駆け抜けて行った」と述べると、「彼らは最後まであきらめず見事なゴールも決めた。よって明らかに彼らの勝利は相応しいものだった」と挽回に成功したボーンマスを称賛した。

 その一方でクロップ監督は、この敗戦が将来チームをさらに成長させることに繋がると考えているようだ。そのためにも、この経験を成長の糧にするようチームに求めている。

「ここから学ばなければいけない。誰も望まぬとても不快な経験だが、時にはこういう経験が必要なんだ。障害物のない道なんてない」

 この結果、今季のリーグ戦で2敗目を喫したリバプールは3位に順位を落とし、首位チェルシーとの差が4ポイント差に広がった。しかしクロップ監督は、そのことを全く気にしてはいないようだ。

「結局3点以上でも以下でもない。12月にリーグ優勝が決まるわけではないんだ」

 リバプールは、次節にウェスト・ハムをホームに迎え再起を図る。

【了】

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