バルセロナのアルダ・トゥラン【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、レアル・マドリーとのクラシコで相手の同点ゴールに繋がるファウルを犯したMFアルダ・トゥランに苦言を呈している。3日付のスペイン紙『アス』などが試合後の指揮官のコメントを伝えた。
現地時間3日に行われたリーガエスパニョーラ第14節のマドリー戦で先制点を奪ったバルサだが、最後まで守りきることはできなかった。後半終了間際にタッチライン際でフリーキックを与えてしまい、そこから上げられたクロスに頭で合わせたDFセルヒオ・ラモスに土壇場での同点ゴールを許した。
L・エンリケ監督は、DFマルセロを倒してファウルを与えたA・トゥランに対し、指示通りのプレーができなかったとして批判の言葉を向けている。「選手たちにはファウルをしないようにと言っていた。マドリーの選手がゴールに背を向けているならなおさらだ。監督からのきわめて明確な指示だった」と試合後に語った。
一方で、チームメートのMFアンドレス・イニエスタはA・トゥランを擁護している。『beINスポーツ』が試合後のコメントを伝えた。「ゴールを決められていなければ、あのファウルで相手にさらに時間を使わせることができたと言っていただろう。2-0にできるチャンスもあったから残念だ」
バルサはリーグ戦で3試合連続のドロー。勝ち点1を分け合ったことで、2位バルサと首位マドリーの差は6ポイントのまま変わっていない。
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