チェルシーは放出に難色?【写真:goal.com】
アトレティコ・マドリーGKティボ・クルトゥワは、バルセロナ移籍に向けてすでに交渉を行っているのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。
クルトゥワは、2011年夏にゲンクからチェルシーに加入。しかし、正守護神であるGKペテル・チェフの壁は厚く、出場機会を求めてアトレティコにレンタル移籍した。アトレティコでは定位置を確保して、2度のヨーロッパリーグ制覇に貢献している。
そのクルトゥワには、GKビクトール・バルデスの後釜を探すバルセロナからの関心が取りざたされている。『マルカ』によると、サンドロ・ロセイ会長に気に入られているとみられるベルギー代表GKは、すでにバルセロナと交渉中だという。
だが、チェルシーはクルトゥワのバルセロナ移籍に難色を示しているようだ。チャンピオンズリーグで優勝を争う直接的なライバルとなり得るクラブに、保有権を有する選手を譲渡することを快くは思っていない様子だ。
その一方で、チェルシーはレンタルで2年間プレーしたアトレティコにクルトゥワを完全移籍させることは検討しているとみられている。移籍金として2000万ユーロが準備されれば、売却を考慮すると伝えられている。