リオネル・メッシとカルレス・プジョール【写真:Getty Images】
バルセロナの元キャプテンであるカルレス・プジョール氏が、現役時代に”最も守りにくかった相手”を選んだ。3日付のスペイン紙『バングアルディア』が、プジョール氏と現バルサのDFジェラール・ピケによる対談を伝えている。
下部組織からバルサ一筋でプレーし、キャプテンとしても長年チームを牽引し続けてきたプジョール氏。2014年に引退するまでのキャリアを通し、スペイン国内やチャンピオンズリーグ、またスペイン代表での国際試合などで数多くの名ストライカーたちと対戦してきた。
宿敵レアル・マドリーのエースであるFWクリスティアーノ・ロナウドとも何度も戦ったが、「マークするのが一番大変だった相手はC・ロナウドではない」とプジョール氏は語る。「練習でのメッシ」こそが同氏にとって一番の強敵だったとのことだ。バルサのチームメートだったリオネル・メッシの他には、ティエリ・アンリやディディエ・ドログバも難しい相手だったとして名前を挙げている。
一方のピケはC・ロナウドについて、「状態が良くない時でもゴールを決められる、信じられないような本能がある。生まれついてのものだ」と称賛している。対戦してきたFWたちの中でC・ロナウドが最大の強敵だったかどうかについては答えていないが、今年3月の別のインタビューでは、ピケは対戦経験のあるFWたちの中でドログバを最高の選手に挙げていた。
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