アーセナルのセオ・ウォルコット【写真:Getty Images】
アーセナルのイングランド代表FWセオ・ウォルコットが、新たな”ギネス記録”の保持者となった。「ギネスワールドレコード」公式サイトが1日に発表している。
ウォルコットを含むアーセナルの選手たちが挑戦した記録は、「最も高い位置からサッカーボールを落としてコントロールする」というもの。アーセナルの練習場に高所作業用のクレーンが準備され、その上から落としたボールのトラップを試みるという形で挑戦が行われた。
高所から落としたボールを足で受け、地面に落とさずに5回タッチしなければならないというルールのもと、ウォルコットのほかにチームメートのDFロラン・コシエルニー、DFナチョ・モンレアル、MFフランシス・コクランが記録に挑戦した。
クレーンから落下するボールは速度もあり、風の影響を受けて軌道が変化することもあって、高い技術を持つプロの選手たちにとってもコントロールするのは容易ではないようだ。だが最終的には、34メートルという高さから落とされたボールをウォルコットが見事に受け止めた様子が動画とともに伝えられている。
これまでの記録は32メートルであり、今年5月にイギリスの”フリースタイル”サッカー選手ジョン・ファーンワースが達成したものだった。その際はクレーンではなく、ドローンでボールを持ち上げて落下させる形で挑戦が行われていた。
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