レアル・マドリーのトニ・クロース【写真:Getty Images】
負傷のため離脱を強いられていたレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースだが、当初の予想を上回るペースでの回復を見せているようだ。2日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
クロースは11月6日に行われたレガネス戦にフル出場したあと、右足第五中足骨基部の裂離骨折と診断された。復帰までには1ヶ月から1ヶ月半が必要になると見込まれ、日本で開催されるクラブワールドカップへの出場も危ぶまれる状況となっていた。
だが、1日に国際サッカー連盟(FIFA)が発表したクラブW杯の登録メンバーリストにはクロースの名前も含まれている。2日にはチームの全体練習にも復帰しており、”奇跡的”な回復だと『マルカ』は伝えた。
いずれにしても、3日に行われるリーガエスパニョーラ第14節の大一番、バルセロナとのクラシコに出場することはないとみられる。7日に行われるチャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント戦も回避することが濃厚視されている。
クロースに加えて、11月中旬にスペイン代表の試合で負傷したFWアルバロ・モラタもクラブW杯の登録メンバーに含まれている。モラタの回復はクロースよりは遅れており、2日の練習には参加していないとのことだ。
欧州王者としてクラブW杯に出場するマドリーの初戦は、15日に横浜で開催される準決勝。アジア王者の全北現代(韓国)または北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)と対戦する。
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