Jリーグ各会場で犠牲者に黙とう【写真:Getty Images】
Jリーグは2日、コロンビアで起こった飛行機事故の犠牲者への追悼のため、3日と4日に行われる3試合の各会場で黙とうを実施することを発表した。
ブラジル1部リーグのクラブであるシャペコエンセの選手らを乗せた飛行機は、現地時間28日にコロンビアのメデジン近郊に墜落。選手19名を含む計71名が命を落とす悲劇的な事故となった。
犠牲者への追悼の意を表し冥福を祈るため、Jリーグの試合でも黙とうが捧げられることが決まった。3日に埼玉スタジアム2002で行われるJ1チャンピオンシップ決勝第2戦の浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦、4日にキンチョウスタジアムで行われるJ1昇格プレーオフ決勝のセレッソ大阪対ファジアーノ岡山戦、同じく4日に富山県総合運動公園陸上競技場で行われるJ2・J3入れ替え戦第2戦のツエーゲン金沢対栃木SC戦が対象となる。
今回の墜落事故では、Jリーグに縁のある選手らも犠牲となった。元川崎フロンターレのアルトゥール・マイア、元京都サンガF.C.のチエゴ、元C大阪・ジェフユナイテッド千葉のケンペス、元柏レイソルのクレーベル・サンタナ、そして2009年にヴィッセル神戸を率いたカイオ・ジュニオール監督が命を落としている。
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