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ジダン、苦戦の前節に「選手も人間だ。心配ない」と不安を一蹴

text by 編集部 photo by Getty Images

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レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、苦戦した前節について、不安の声を一蹴している。29日、スペイン紙『アス』が報じている。

 スペイン国王杯4回戦でクルトゥラルと対戦するマドリー。前日会見に臨んだジダン監督は、その冒頭で「コロンビアでの飛行機事故で亡くなったシャペコエンセの関係者の遺族、友人そしてチームに、マドリーを代表して哀悼の意を捧げます」とメッセージを述べた。

 3日(土)に控えたバルセロナとのクラシコ前の最後のゲームに当たるこの試合について「第1戦(7-1)ではいい試合ができたが、この2戦目いいゲームをしなければならない。足を運んでくれるすべての人ためにも勝利を目指す」と述べる。

 また、この試合で実践復帰が噂されるMFカゼミーロについて「明日はプレー機会があるだろう。その後、クラシコはどうするか考える。彼は既にチーム練習に合流しているし、理屈の上では準備できているということだ」とコメントしている。

 マドリーダービーの勝利後の2試合での低調なパフォーマンスを指摘されると、「皆人間だ。心配していない。常に全てがうまく行くわけではない。私もプレーはしていたし、時にできの悪いことがあったのも分かっている。難しい時期、浮き沈みはある。我々は不調ではない。エンジョイできている」と不調の声を一蹴している。

 そしてクラシコについては「何もない。まず、明日の試合がある。対戦相手や観衆をリスペクトしなければならない。土曜のクラシコはまた別の試合である」と述べている。

【了】

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