アーセナルのマテュー・ドゥビュシー【写真:Getty Images】
アーセナルで1年以上ぶりとなる出場を果たしたDFマテュー・ドゥビュシーだが、再びピッチから遠ざかることになってしまうかもしれない。27日付の英『BBC』など複数メディアが伝えている。
現地時間27日に行われたプレミアリーグ第13節のボーンマスにドゥビュシーは先発で出場。アーセナルでは昨年11月以来1年以上ぶりの試合出場となったが、開始早々に負傷し、前半15分での交代を余儀なくされた。
アーセン・ヴェンゲル監督は試合後に、「深刻な負傷だと彼は考えている」とコメント。ハムストリングを痛めたとみられるドゥビュシーが自身の状態を不安視する様子を見せていたことを明かした。「メディカルスタッフと話をしなければならない。通常は48時間が経過してから確認できるものだ」と指揮官は述べ、負傷の程度について断定は避けている。
2014年にアーセナルに加入したドゥビュシーだが、負傷が続いたことも影響して十分な出場機会は得られず、昨シーズンの後半には母国フランスのボルドーへレンタルされていた。アーセナルに戻った今季もこれまで出場がなく、ようやくチャンスが巡ってきた矢先の再離脱となってしまった。
ボーンマス戦では、交代出場したFWオリビエ・ジルーもハムストリングの違和感を訴えていたとのことだ。「損傷の程度はこれから確認しなければならない。スプリントした時にも何も感じなかったと言っていたので、あまり悪いものではないことを願っている」とヴェンゲル監督はコメントしている。
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