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マンU、ホーム4連続ドローも明確になった攻撃の型。好機量産で、白星までは紙一重

27日、プレミアリーグ第13節で17位ウェストハムをホームに迎えたマンチェスター・ユナイテッド。先制点を許した後、圧倒的な個の力で追いついたユナイテッドだったが、逆転ゴールを決めるまでにはいたらず。チャンスは数多く作っていただけに苦いドローとなった。(文:小澤亮太)

text by 小澤亮太 photo by Getty Images

またしてもホームで勝てず

ポール・ポグバ
マンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバ【写真:Getty Images】

 またもホームで勝つことはできなかった。マンチェスター・ユナイテッドは17位ウェストハムを相手に1-1の引き分け。これでリーグ戦のホームゲーム4試合連続の引き分けとなった。

 ユナイテッドは先週のアーセナル戦からは2人、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)フェイエノールト戦からは6人を変更。攻撃の核を担っていたマイケル・キャリックは怪我のため欠場。アンデル・エレーラとポール・ポグバが中盤の底でコンビを組んだ。

 試合はいきなり動く。2分、ウェストハムのディミトリ・パイエが蹴ったFKをディアフラ・サコが合わせて先制に成功する。その後は3バックに加えて両ウイングバックが下がって5バックを形成するウェストハムを前に、ユナイテッドがボールを保持するものの、チャンスは作れないという展開に。

 しかし、圧倒的な“個の力”でユナイテッドは同点に追いつく。フリーでボールを受けたポグバから浮き球のパスがズラタン・イブラヒモビッチへ。ヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。

 このゴールからユナイテッドは勢いに乗り、カウンターからマーカス・ラッシュフォード、イブラヒモビッチ、ジェシー・リンガードが決定的なチャンスを迎えるも、いずれもウェストハムにGKダレン・ランドルフがセーブ。逆転までには至らない。

 後半も攻めるユナイテッド、守るウェストハムという構図は変わらず。ウェストハムはセットプレーに勝機を見出し、最後はオープンな展開となり、ユナイテッドはマルアン・フェライニを投入してパワープレーを仕掛けたが、最後まで逆転ゴールを奪いきることはできずタイムアップの笛が鳴り響いた。

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